第3日目

8時00分 この日も朝から雪が舞う 

 

蔵屋公民館に集合。つかの間の時間も雪とたわむれる学生たち。遠藤先生が作った雪だるまを囲んで記念撮影をしたり、石垣出身の学生はすっかり雪国スタイルが堂に入る。



9時00分 伝統産業会館に到着

 

主催であるふるさと島根定住財団、奥出雲町の定住施策についての説明を伺う。この日から、「地元学」を援用し、グループに分かれ、それぞれ役割を決めて活動してもらう。このことを主催側にも伝え、協力をして頂いた。



11時00分 「高田みんなの学校」視察

 

古民家を改築して図書館にしている「高田みんなの学校」を視察。

 

高田みんなの学校



11時00分 「みんなの場所まつ」を視察

 

奥出雲町の有名なお菓子処「松葉屋」の店舗だった場所を、高校生などの居場所スペースにしている「みんなの場所まつ」を視察する。

 

みんなの場所まつ



12時00分 ランチ

 

UIターンで奥出雲に戻られた方が経営する「ビストロソラ」でランチ。

 

ビストロソラ



13時00分 「かがり屋」を視察

 

元ガソリンスタンドだった場所をゲストハウスに改築中の「かがり屋」を視察。ここから、島根大学、島根県立大学、鳥取大学の学生も合流し、交流を深める。

 

かがり屋



14時00分 多根自然博物館(恐竜博物館)でWS

 

2日間の気付きのワークショップを開催。島根大学、島根県立大学、鳥取大学の学生らと一緒に学びを深めた。

 



15時30分 温泉へ!

 

WSの後は、恐竜博物館の向かいにある「佐白温泉」へ。

 

佐白温泉

 

 



17時00分 離村式&懇親会

 

離村式の準備も皆で行う。この日は、20年の伝統を持つ「蔵屋杵餅会」の主催で餅つき。初めての餅つき体験に大喜び。懇親会では、沖縄の伝統菓子であるサーターアンダギーとちんぴん(ポーポー)を作って食べてもらう。最後は寄せ書きを渡して、名残を惜しみながら閉会した。



学生の声

●法文学部4年女子

 

今日は空き家を活用している方の所へ視察に行きました。様々な形で活用していたのですが、みなさん人のつながりを大切にしていて、そのつながりを深く、太くしたいという想いは共通していると想いました。また、奥出雲は孤児の方々の想いや活動も大きいのですが、行政の方々の協力もとてもあって、二方の協力があってこそ、できる地域おこしだと感じました。

 

●法文学部2年男子

 

空き家活用の事例として4軒ほど回ったけれど、それぞれ特徴があって参考になった。資金を集めるのに、クラウドファウンデイングがあって、SNSを活用して情報を発信することが必要。またかがり屋でも人集めにSNSを活用しており、情報発信がキーワードになるんじゃないかと思った。

 

●法文学部2年男子

 

今日のプログラムはより課題に沿った内容で宮古にも活かせることが多くあった。特に空き家を図書館や誰でも入ることができるというように作り変えており、とても学びになった。