第二部 奥出雲町にて「田舎ツーリズムモニター」に参加!

第二部では、ふるさと島根定住財団が実施する島根県奥出雲町での「しまね田舎ツーリズムモニターツアー」に参加する。

地域づくり先進県である島根県における地域課題に対する取り組み事例を実際に体験することで、地域課題への取り組みを地域外部の視点で評価するとともに、宮古島市に対する提案へのヒントを学びとる。

実施日は3月7日(火)〜10日(金)

島根県について

奥出雲町について

人口総数14,674名 男:7,082人 女:7,592人 114人 世帯総数:4,891(奥出雲町HP


第二部 行程表

3泊4日の島根訪問の行程表は左記の通り。

参加学生人数は14名。MGP14のメンバー勢揃いです!

 


ロゴも島根バージョンに変更。



第1日目

9時00分 那覇空港に集合

 

3月7日(火)那覇空港に9時00分に集合。神戸空港行きのスカイマークに搭乗。お昼ごはんは、空港で買い、飛行機の中かバスの中で食べるため、その購入時間を考えて30分早く集合する。



12時20分 神戸空港に到着

 

神戸空港に到着するとバスの運転を担当する土江さんがお出迎え。MGP14のロゴを持って待っていてくれた。神戸空港の到着ロビーにはコンビニエンスストアがある。松江出身の土江さんは、「コンビニはすぐ近くにないので、買い物は今しておくといい」と、島根滞在のヒントを伝えてくださり、学生たちは慌てて買い物に走った。



13時00分 奥出雲町に向けて出発

 

奥出雲町に向けて約4時間のバスの旅が始まった。バスの中では第一部の振り返りが行われ、またワークショップも開催し、忙しい4時間となる。

段々山間部特有に景色に、「どこへ連れて行かれるのだろう」というコメントがあがる。加西SAでは雪はなかったが、蒜山SAではすっかり雪景色。降り続く雪に、「雪を見たことがない」学生らは大喜び!


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【最終稿】バス内レジメ.pdf
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17時30分 亀嵩温泉玉峰山荘に到着

 

亀嵩温泉玉峰山荘に到着すると、玄関には横断幕が掲げられ、学生たちは恥ずかしいやら嬉しいやら。

山荘の支配人はバスが見えなくなるまで手を振ってくれた。さて長旅の疲れを温泉につかっておとし、いよいよ蔵屋地域へ向かう。



19時00分 蔵屋公会堂にて入村式

 

ふすまを開けると蔵屋地区の方々が全員総立ち、横断幕と拍手で迎えてくれた。

テーブルの上にはごちそうの数々、山陰沖で獲れた魚、のりまき、そして地域のおばちゃんの手作り漬け物。これがなによりまたうまい。

 

 



21時00分 入村式の後は各民泊先へ移動

 

民泊先は5軒(大田屋(1泊のみ)、東京屋(2日目から大田屋で宿泊した学生が移動)、和田農園、和夢、田楽荘)。それぞれの民泊先に移動する。

民家から茅葺きの古民家までバリエーションに富んでいる。

普段通りの生活を体験してもらいたく、ストーブや湯たんぽなどは使用しない古民家もあるが、今回は沖縄からの訪問ということで特別に暖かくしてもらったようだが、「寒かった」そうだ。

 



奥出雲町と宮古島をつなげるお土産

 

宮古島で60年、お菓子屋を営む学生のおじいさんとおばあさんが作るかるかんを持参した。入村式の学生の挨拶では、当事者にお土産についても話してもらった。おみやげには、なぜこのお菓子を持ってきたかを説明した手紙をつける。



学生の声

●法文学部4年女子

バスの中でのワークショップでみんなの意見をきいて、宮古島の課題が明らかになり、今回のツアーで特に注目するべき点がわかった。

奥出雲の方々との交流で自分のふるさとを紹介すること、現地の方々の話を聞くことの大切さを知ることができた。分からないことが多く、失礼なことも言ってしまったかもしれない。なるべく失礼がないよう、でも分からない部分は質問していきたい。出雲弁が初日から聞けたことがとても嬉しかった!

 

●法文学部3年女子

温かい人々でとても嬉しかった。温かく迎えてくれる感じが友利地区の方たちに似ていると感じた。地域についての様々なお話しを聞けて楽しかった。沖縄との違いが面白かった。バスでのワークでみんなのアイデアが聞けてよかった。

 

●法文学部3年男子

今まで行ったことのない地方の田舎の様子をみて感動した。雪や温泉に入ってみて沖縄との違いを確認して、普段とは違った様子を楽しむことができた。最初、山道を走っているときに、どこに連れて行かれるんだろうと思ったが、実際に場所についたら人も温かくて、盛り上がることができた。自然がゆたかで空気がおいしかった。